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真山仁【ハゲタカ】初めての経済小説にピッタリ|リアルな雰囲気が秀逸

投稿日:2017年10月14日 更新日:

「経済小説って何か難しそうな感じでちょっと苦手かも…」と思っていませんか?

でもそんなことはありません。

読み始めてみると意外とスラスラ読めたりするんです。

 

社会経済のことが勉強になったり、

それをきっかけに興味をもって自分で調べ始めたりと、

「ミステリー」や「恋愛小説」とは、また違った面白さと奥深さがあります

 

初めて読む経済小説にピッタリな作品をご紹介します。

真山仁さんの『ハゲタカ』です。

 

というわけで、

『真山仁【ハゲタカ】初めての経済小説にピッタリ|リアルな雰囲気が秀逸』

をご紹介します。



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『ハゲタカ』について

ハゲタカというとハイエナと同じように、砂漠で動物の死肉を食べているハゲタカを思い浮かべるかもしれません。

 

この小説でいうハゲタカとは、

日本のバブル景気がはじけたあとに外国資本が一気に日本の企業を買収し、

まさに日本を食いつくしていく姿をあらわしています。

 

『ハゲタカ』は小説のほかにもNHKでドラマになっていたり、映画になっています。

ドラマだと「大森南朋さん」や「柴田恭兵さん」がでています。

ドラマも結構面白かったです。

 

小説も人気があるのでしっかり続編が出ています。

シリーズ2の「バイアウト」(小説版はハゲタカ2)

シリーズ3の「レッドゾーン」と出ています。

 

あらすじ

『ハゲタカ』の内容を簡単にお伝えします。

アメリカの投資ファンド会社・社長の鷲津政彦(わしづ)が日本の企業を買い叩いていく話です。

 

いろいろな嫌がらせや妨害行為をされます。

しかし、それらについては鷲津が常に一歩先を行くかたちで手玉に取っていきます。

 

また銀行員である芝野健夫がもう一人の重要な登場人物として鷲津と関わってきます。

後半は栃木県のホテルの買収問題に舞台を移して、鷲津と芝野に加えて別の外資が加わり激しい駆け引きを繰り広げていきます。

 

鷲津と芝野の間についても、実はつながっていた見えなかった過去が判明します。

そして最後に明らかになる鷲津が日本を買い叩く理由とは。

ラストが気になりますね。

 

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感想

『ハゲタカ』を読んだ感想を一言であらわすと「リアル」です。

リアルで面白くて、もうあっという間に読み終わりました。

 

作者の真山さんは新聞記者をされていたんです。

『ハゲタカ』の内容の一部は、実際の銀行の統廃合の問題などをモデルにしています。

新聞記者の経験があるからこそ、リアルな描写が書かれているわけです。

 

登場人物も個性的で良い味を出しています。

鷲津のチームにいるツンデレなパートナーや、オタクだけど切れ者の弟的な部下(二人とも外国人)とのやりとりも面白いです。

 

それから、銀行員の芝野がまた“シルバーグレーなカッコいいおじさん”で活躍するんです。

銀行員(バンカー)と聞くと、有名な「半沢直樹」を思い浮かべる方も多いかもしれません。

本作の芝野はかなりイメージが違います。

 

銀行に関してはドロドロした話がでてきます。

「ホントは銀行ってこんなところなの?」と驚いたのと同時に、「やっぱり銀行で働く人は大変なんだろうなあ」としみじみ思いました。

 

小説の内容が金融機関に関係していますから、難しい言葉とかが出てきます。

でもとても丁寧に書かれているので分かりやすかったです。

 

むしろなかなか味わえない『企業買収』や『銀行の独特の世界』が味わえて興味深かったです。

 

『ハゲタカ』を読みながら

  • 「そんなふうにしてるんだ」
  • 「えーそういうことなの」
  • 「横文字かっこいい」

と一人で盛り上がって読んでいましたからね。

 

経済小説を読んでリアルな雰囲気を味わう

経済小説を読むと自分自身の勉強にもなります。

自分の日常生活では経験できないことを知るきっかけにもなります。

 

普段読むジャンルと違う作品を読んでみるのも新鮮で面白いです。

新しい発見があるとワクワクしますよね。

まだ経済小説を読んだことがなかったら、ぜひ『ハゲタカ』を読んでみてください。

 


 

 

『真山仁【ハゲタカ】初めての経済小説にピッタリ|リアルな雰囲気が秀逸』を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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