身近な法律関係

9年住んだアパートの敷金はいくら戻ってくる|クロス代請求を撤回させた一言とは

投稿日:2017年12月3日 更新日:

引っ越しをしたあとに敷金がいくら返ってくるのかは重要です。

少しでも多く返ってきて欲しいと思いますよね。

 

僕は9年住んでいたアパートから引っ越しました。

そのときに管理会社の担当の人から『部屋全体のクロス張替費用の10%分』を請求されたんです。

 

しかし、僕は払う必要がないと思ったので『ある言葉』を伝えたところ支払う必要がなくなりました

 

というわけで、

『9年住んだアパートの敷金はいくら戻ってくる|クロス代請求を撤回させた一言とは』

をご紹介します。

 

※この記事は2017年の実体験に基づいて個人的な意見を書いています。
敷金返還については民法の改正が予定されています





スポンサーリンク


実際に敷金が戻ってきた金額

僕の引っ越しのケースで、実際に敷金がいくら返ってきたのかをお伝えします。

2か月分のうち約1.5か月分が返ってきました。

7割以上返ってきたので、とりあえず満足しています。

 

クロス代の張替費用の請求を撤回させた一言

今回の引っ越しの際に管理会社から請求された費用は次のとおりです。

①部屋全体のクリーニング費用(契約時の特約)
②エアコンの清掃費用
③クロス張替費用(全体)の10%分

この①〜③の費用について請求されました。

 

①と②はまあ仕方ないかなと納得していましたが、問題は③のクロス張替費用10%分です。

 

僕はタバコを吸わないですし、部屋も特に汚れていませんでした。

むしろ9年も住んでいた割にはキレイな方だったと思います。

 

敷金返還については自分なりに少しだけ知識がありました。

ですので『クロス張替費用の10%分を自分が負担する理由はない』と考えて、次の言葉を伝えることにしました。

 

ガイドラインだと通常使用の損耗そんもうは大家さんの負担になりますよね

 

この言葉を聞いた管理会社の担当者の方は、「一度会社に戻って確認をしてみます」と答えて帰りました。

翌日、担当者の方から電話がきて「クロス張替費用のご負担をしていただかなくて大丈夫です」という連絡をもらいました。

 

ポイント

『ガイドライン』

この言葉が今回のポイントです。

 

スポンサーリンク

敷金返還の現状とガイドラインについて

ガイドラインとは国土交通省が定めた『原状回復をめぐるトラブルとガイドライン』のことです。

現在ほとんどの敷金の返還は、このガイドラインにしたがって行われています。

 

ガイドラインを分かりやすく説明

原状回復のガイドラインをできるだけ分かりやすくご説明します。

ガイドラインが定めた基準は次のとおりです。

 

部屋を借りた人は

①わざと壊したり汚したりしない
②うっかり壊したり汚したりしない
③普通の感覚を超えるようなとんでもない使い方をしない

 

このようなことをしない限りは「修復費用を負担しない」ということです。

 

そして次の2つの修復費用は賃料に含まれていると考えます。

①年数が経つことにより、部屋が古くなったり劣化すること
②普通の使い方で壊れたり汚れたりする部分の修復費用

 

つまり、わざとやうっかりで部屋を壊さず汚さずに普通に使っていたら借りた人は直す必要はないということです。

 

借りた人の負担にならないケース

ガイドラインが定めた原状回復費用について、『借りた人の負担にならないケース』は次の事例が考えられます。

・畳の変色、フローリングの色落ち
・通常の家具の設置での床やカーペットのへこみ、設置跡

 

これらを直す費用は、借りた人の負担にはなりません。

修復費用は今まで払っていた賃料に含まれていると考えられます。

ですから、借りた人があらためて負担する必要はありません。

 

借りた人の負担になるケース

ガイドラインが定めた原状回復費用について、『借りた人の負担になるケース』は次の事例が考えられます。

・タバコのヤニでクロスが黄色く汚れた

 

タバコを吸うか吸わないかは借りる人の自由。

そのタバコのヤニ汚れを負担するのは、結局タバコを吸っていた借りた人です。

さすがにタバコのヤニ汚れを大家さんの負担にするのは酷な話です。

 

国交省の原状回復のガイドラインは、こちらのリンクから参照できます。

>>>住宅:「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について - 国土交通省

 

敷金返還における注意点

敷金を返してもらう際の注意点がいくつかあります。

今回の記事を書くにあたっていろいろと調べなおしました。

 

その中で個人的に気になったことは次の2つです。

あくまで個人的な意見です。

①専門の業者に依頼してみましょうというセールス
②敷金の全額がもどってくるという説明

 

①の「専門の業者に依頼する」ことについては、当たり前ですが「業者の方に支払う費用」が追加されてしまうのでは?と単純に思いました。

 

おそらくボランティアではないと思いますので、費用というか報酬を払いますよね?

仮に敷金が多めに帰ってきても、依頼した専門業者への費用で赤字になったりはしないんですかね?

 

②の敷金の全額がもどってくるについては、「必ず全額返ってきます」という説明をみかけました。

 

これも個人的な意見ですが、「妥当な金額の費用」であれば仕方ないのかなと思います。

敷金全部でも足りず、「追加で◯◯万円払え」なんて言われたら話は別ですけど。

 

僕のケースのクリーニング費用は月額賃料の約半額でした。

あとはエアコンの掃除費用(数千円)だけで、ほかは一切ありません。

 

仮に賃料を6万円としたら、半額の3万円がクリーニング費用となります。

まあ3万円であれば妥当な金額なのかなと思いました。

 

あと僕の場合は、契約のときに特約事項として『クリーニング費用は負担する』という項目がありました。

ですのでクリーニング費用については、あまりうるさいことを言うつもりは最初からありませんでした。

この特約事項についても支払う必要はないという見解があります

 

普通に使っていれば敷金はちゃんと戻ってくる

今回の引っ越しの敷金の精算はとくに不満はありません。

「クリーニング費用」と「エアコンの掃除費用」は納得しています。

 

「クロスの張替費用」については一切払うつもりはなかったので、請求を撤回してもらえなかったら徹底的に争っていたと思います。

今回はすんなりと撤回してもらえて良かったです。

 

きっと最初に「ガイドライン」と伝えたので、『こまかいうるさい客』だと思われたことでしょう

これから引っ越しをされる方は、このガイドラインについて調べておくのがいいのかなと思います。

さりげなく「私はガイドラインのこと知ってますよ」とアピールできるといいですよね。

 

>>>住宅:「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について - 国土交通省

 

 

『9年住んだアパートの敷金はいくら戻ってくる|クロス代請求を撤回させた一言とは』を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

>>>当ブログの【身近な法律関係】の一覧ページへ

スポンサーリンク

人気記事

1

(出典:ユニクロ)   ユニクロとジャンプのコラボTシャツに新商品が続々と追加されます。 ワンピースの感動のシーンやドラゴンボール、幽遊白書、ナルトなどの名シーンが新たに登場しました。 &n ...

2

「少し肌寒いから、上に1枚だけ服を着たいんだけど…」 「でも、厚手の服を着ると、逆に暑くなりそうだし…」   このような感じで、洋服選びに困るシーンがありませんか? 『寒くて困る、暑くても困 ...

3

(出典:ユニクロ)   「え、ユニクロのTシャツにあのゴンさんが!?」 「うそ、ヤムチャしやがってまであるの・・」   そうなんです。あるんです。 ユニクロと週間少年ジャンプのスペ ...

4

「運動するときに履くタイツが欲しいけど、どれを選べばいいのか分からない」 「どうしてあんなに値段の差があるんだろ?」   そうですよね。タイツはたくさんの種類があるので、なかなか選べないです ...

5

(出典:ユニクロ)   「Tシャツと短パンを別々に買うのって面倒くさいよね?」 「それに別々で買うと思ったより高くなるし…」   確かにシャツとパンツを別々に買うのは面倒ですし、思 ...

6

「Tシャツもいいけど、やっぱり襟があるポロシャツってカッコいいよね」 「でもポロシャツだと汗をかいたときにベッタリしない?」   襟のあるポロシャツは僕も大好きです。 でもカッコいいポロシャ ...

7

(出典:ユニクロ) エアリズムのポロシャツは、『ポケットがあるタイプ』と『ないタイプ』があります。 さらにそこから『ポケットがあるタイプ』が2種類にわかれます。   全部で3タイプのエアリズ ...

Copyright© ろんぶり , 2018 All Rights Reserved.